会長挨拶
【 活 動 目 標 】
【 クラブ重点目標 】
天童東ロータリークラブ創立30周年記念
なぜロータリークラブが生まれたか。20世紀の人類文化史上初めて出来た職業人の社交のエネルギーを世のため、人のために使おうというものです。社会経済の発展の裏で商業道徳や職業倫理規模の欠如から問われる世の中を少しでも良くしようと生まれたものであります。 青年弁護士であるポール・ハリスが今から百数年前の1905年に仲間3人と語らってシカゴ・ロータリークラブが誕生したのであります。来年の2015年で創立110年の節目の年にあたります。その思いが、どんなものであったか理解しなければなりません。 昨今の食材偽装表示、暴力団組員融資、脱税などで、様々な企業が謝罪会見するという報道が後を絶たない。いつの時代の世にあってもお金や物に執着するあまり、人心の荒廃が目立つ。 実業人、職業人としての公正であるべき取引を忘れ、自分の利益だけを優先する職業人経営者だけでなく、国を治める政治家まで枚挙にいとまがない。 ロータリーは職業倫理を重んずる職業人の集まりです。公明正大に全ての人々に等しく正義であり幅広い奉仕活動が求められます。 ロータリーを理解するにあたり原点を想い起し、もう一度見直す必要があると思います。我々の天童東ロータリークラブが創立して30周年を迎える年度にあたり、今日まで歴代の会長を中心に奉仕の理念を絶やすことなく実践的な歴史が営々と築きあげられてきました。 私のロータリーのなすところの起源はロータリーは人間学であり親睦の哲学と捉え、人が人として生きるに相応しい生き方をし奉仕の心を育み奉仕の哲学の実践場であります。 奉仕の心を実践するとは、奉仕を行うことで心が静かになり、広くなり、心に平和が広がり沈黙が生まれることで人を慈しむことになります。正に職業人ロータリーの原点は、ここに裏打ちされているのではないでしょうか。 このことは常に自分に求めず、与えず人に幸せを与えることで自分も幸せになるという奉仕の連鎖があります。人は人によって輝きを放つのであり一人で輝くことはできません。ロータリーの奉仕の精神は自分の成長のためでもあり、人に貢献し喜びと幸せを実感するところであります。 2014−2015年度、ゲイリーC.K.ホァン国際ロータリー会長のテーマは「Light up Rotary」・「ロータリーに輝きを」であります。「ロータリーデー」に参加してぜひ地域社会の人々に楽しみながら情報を学んでもらうイベントを催しロータリーを紹介するという、とてもシンプルなものです。 RI会長は、ロータリアンは超我の奉仕の理念によって自らを律しますが、奉仕において高い目標を掲げるためには、ロータリー自体に対する手入れを怠らずロータリーファミリーを拡大していくことが必要であると申しております。 「元祖ロータリアン」はポール・ハリスが誕生する2000年以上前の孔子の教えが指針にあると述べています。”まず自分の行いを正しくし、次に家庭を整え次に国家を治めてこそ、天下が平和となる”人間学を説いております。 会員減少の防止策として現会員を維持し会員数130万人という目標を達成することによってロータリーを輝かせること、さらにポリオを撲滅してポリオのない世界が実現した際には世界中の人たちと、誇りと喜びを分かち合えることになります。 2014−2015年度、池田徳博地区ガバナーの地区目標に、ロータリーは人格陶治の場所であり自己変革の意識を持ち人としての魅力に富む人間になり新入会員獲得に繋げようとあります。また重点目標には多彩な親睦活動、会長、幹事による各1名の増員、東日本大震災復興支援の継続、
ポリオ撲滅への取り組み方の工夫、ロータリデーの取り組み、米山奨学生への寄付額を一人15,000円を目標にしております。 会員増強については、お陰で3人の新入会員を増強することができました。引き続き地区目標の達成を願い一人が一人の拡大に向けて力を注ぐ覚悟であります。 |