会長挨拶
このたび天童東ロータリークラブの2022〜2023年度会長を務めさせていただくことになりました。緑英樹幹事ともども、これから1年間ご協力のほどよろしくお願いいたします。 私が天童東ロータリークラブに入会させていただきましたのは、平成6年12月のことですから早いもので28年目を迎えます。本クラブの大先輩で親戚でもある押野宏さんからお誘いを受けて入会いたしました。彼は誰からも「宏ちゃん」と慕われ、天童の経済界を代表する経営者で、太っ腹で面倒見がよくて、時には厳しく一方でユーモアを持って暖かく接していただいたことは忘れられません。残念ながら令和2年2月に75歳でお亡くなりになりましたが、今でも痛恨の極みだと思っております。 さて、新型コロナウイルス感染症が令和2年3月に世界的大流行となってから、3度目の春を迎えました。長引くコロナ禍によって経済も幅広い業種で打撃を受け、社会活動も縮小を余儀なくされています。私たちの業界でいえば、海外からの部品調達が難しくなり半導体不足も重なって、メーカーからの新車供給が滞り納車も遅れているほか、中古車価格も高騰するという厳しい状況が続いています。また、二月に始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、世界的に原材料とエネルギー価格が高騰し、急激な円安も加わって先行きを不透明にしていると思っています。 このように、かつて誰も経験したことのない厳しい社会経済情勢にあって、確かな明るい未来の夢を思い描ける人は少ないと思いますが、私はあえて2022〜2023年度のテーマとして「希望の夢を持って前へ進もう、ロータリーを楽しんで奉仕しよう」を掲げました。多くのロータリアンとの出会い、ふれあいを大切にしながら、楽しく有意義なクラブにして、会員増強にもつなげていければと考えております。皆様のご協力を心からお願いいたします。 さて、2022〜2023年度RI会長ジェニファーE・ジョーンズ氏は(カナダ オンタリオ州)は、RIテーマ 「私たちには皆、夢があります。その現実のために行動するかどうかを決めるのは私たちです」。「それを実現させる責任は自分たちにある」 世界にもたらす変化を想像して大きな夢を描き、その実現のために、やさしさ、希望、愛、平和を想像して行動しましょうと、発信されたメッセージであります。 また、2022〜2023年度地区ガバナー 佐藤孝子氏(鶴岡ロータリークラブ)は、地区の基本理念 『ロータリーとは、人を育て、自分自身を育てる心を育てること』『親睦』と『奉仕』の積み重ねの中で、新しい仲間と出会いがつながっていく事だと思います。 ロータリー活動の原点である5大奉仕(クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕)を理解し『ロータリーを共に学び、夢を持って行動しましょう』 以上RI会長エレクト、2800地区ガバナーエレクトの方針を受け、私の年度ではテーマと共に活動目標を設定しました。希望の夢を持って、ロータリーを楽しみ、奉仕活動を一年間取り組んでまいりますので、宜しくお願いいたします。
【会長プロフィール】
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